アルキア

アルキアの街の印象を一言で言えば、「ロケットが吊るされているアジアの都市」と言う感じである。
ロケットとは、アルキアの最も高台にある「ＸＰシェル」のことである。
高台は街の中心になっておりその中心にある研究施設「アルキア研究所」の中にＸＰシェルが存在していると言う形だ。
その回りにはアルキアを維持管理する行政機関などが集中しており、その外側に商業区、住居区などが存在する。

アルキアは塔側の都市にあって、唯一大牙との交流を指し、上半分は「アルキア研究所」という企業の工場群なっている。
この下側の「街」は大変混沌としている。
本場クラスタ系のアジア系の建物、シエール系の洋風建築、
そして雑多な市場、高級宝飾店、そしてエンターテイメント施設などがごった返す場所となっている。

また、目を惹く建造物として「Ｖボードスタジアム」というものがある。
これは、フリッパーを使用したスケートボード「Ｖボード」の協議を行うためのトラックである。
尚、アルキアという国家はクラスタニアには国家として認められていない。
なぜなら、クラスタニアはクラスタニアで、
アルキアを「パリエ行政区」という自国領域だと考えている為である。


アルキア研究所
アルキア研究所の歴史は、アルキアという街よりも古い。
そもそもこの塔の建設が始まったとき、そのベースキャンプとなったが、このアルキア付近だったのである。
すなわち、第三塔の建設は、アルキア研究所の場所から始まったと言えよう。
当時、アルキア研究所はクロガネ・ラボラトリーズという名前だった。
アルキアは、このクロガネ・ラボラトリーズで働く人達が住み、形成された街なのである。